古市憲寿の最新作!アスクミーホワイの感想と評判を解説します!

2020年10月1日追記 こんにちは!渡辺リョウです。 今回は社会学者の古市憲寿さんが執筆した 新作小説である 「アスクミーホワイ」 この作品について紹介していきます。 この記事では以下の順番で紹介していきます。
  1. ネタバレなしのあらすじと登場人物の紹介
  2. 僕の感想とおすすめのポイント
  3. 他の人の評判を紹介、評判に対する解説
  4. まとめと古市憲寿さんの他の作品紹介
僕は小説を含めた古市さんの本をほとんど読破しています。 今作も非常に楽しみにしていて、サイン本を書いました。 この記事はネタバレをしないように書いています。

簡単なあらすじ

最初にあらすじを書いていきます。 今作の大きな特徴を最初に言います。 良い意味で古市さんらしくない雰囲気です。 毎回、少しトゲがあるような書き方をするのですが 今作はかなりマイルドな仕上がりです。 もちろん社会学者らしい、考えさられる問題提起もあります。 読み終わった感想は「純愛だなぁ〜」という感じです。

舞台は現代のオランダ

主人公はヤマトくんです。 料理屋で働く日本人で 元カノだったサクラと一緒にオランダに 移住してきました。 非常にネガティブな性格で 生活が充実してるとは言えません。 そんなある日、浪人生時代だった友人の コーヘイから連絡が来ました。 アムステルダムに来てるから 久しぶりに会おうということでした。 コーヘイは会社の社長で、成功している雰囲気があります。 主人公とは対照的な人物に見えます。 そして、コーヘイに ゲイであるとカミングアウトされます。 さらに、マッチングアプリを通して知り合った 相手とアムステルダムで会うと言われました。 なんとなく興味を持ったヤマトは その場所まで案内すると言い その相手に会ってみることにしました。

港くんとの出会い

そしてコーヘイと一緒に港くんに会います。 鼻筋の通った、王道なイケメンでした。 もちろん、ヤマトはゲイではないです。 しかし、ここから生活が一変します。 そして、彼の「正体」はあの、、、
「過去はね、変えられるはずなんだよ。 もしかしたら、未来よりもずっと簡単に」
社会学者がすべての現代人に送る 性別を越えた純愛小説

ロマンチックでイマドキ

ここからは僕の感想を語ります。 かなり意外な展開でしたね。 古市さんの小説はダークな雰囲気が強いです。 社会学者なのでメッセージ性が強くなるのは 当然ですけどね。 今回は胸キュン要素も多いです。 もちろん社会性のある内容もあります。 少なくとも前作の「奈落」に比べると 天国みたいな話です。

ヤマトと港の距離感

この二人の距離感がこの作品の醍醐味です。 よくある恋愛小説だと 揉めて喧嘩して〜みたいなお決まりの展開があります。 特に、LGBTを扱う作品だとオーバーな演出を加えるイメージです。 この作品にはそれがないのです。 非常に爽やかで、走り去るようにゴールテープを切ります。 もちろん、ドキドキするような展開もありますし ここからどうなるのか?みたいな部分もあります。 BL小説ですが、ずっと濃い展開が続くということではないです。 二人の恋愛を、後ろから追従してるような雰囲気です。 ほのぼのとした日常も見ていく展開になっています。 個人的には、古市さんのLGBTへの 一つの答えのような気がしています。 変に意識もしないし、変に特別感も出さない。 ありのままに描いている文章は 無駄に作り込んだ世界を感じないのもポイントです。

古市さんらしいメッセージも

こんな甘い雰囲気のストーリーですが 古市さんらしいメッセージもあります。 港くんのモデルになっている人も 有名な俳優さんがモデルになっています。 おそらく皆さんも知ってるはず、、、 芸能の闇であったりの部分は、赤裸々に書かれています。 あー闇が深いなぁと感じます。 それでも古市さんの本の中では 非常に読みやすいです。

他の人の評判を紹介

ここからは他の人の評判を紹介します。 個人的に今作は読みやすいので 評判も高めだと思います。 前作の「奈落」が鬼のように 暗い雰囲気のストーリーだったので かなり評価が割れました。

読みやすさが高評価

非常に読みやすい。 古市さんの小説の中でもおすすめ!
後半は切ないけど、最後はハッピーエンド。 すごく読みやすいし、飽きもこない。
言葉が詩的で美しい。 ちゃんと言葉で伝える大切さを痛感した。
読みやすいというのは僕も同じように感じました。 前作などは、社会性のあるテーマでした。 安楽死、格差問題などのテーマを使っていましたが 今作は恋愛の要素が強いです。 その点も読みやすさに関係してるはずです。 言葉が詩的で美しいとのことでしたが オランダのアムステルダムの街並みが浮かんでくるような 言葉遣いでした。 二人がそこにいるの少し遠くから見ているような気持ちになります。 ここには載せなかったのですが、表紙の評判も非常に良いと感じました。 表紙を見て、古市さんの作品を初めて読んだという人もいました。

短調なストーリーという意見も

話としては悪くないけど少し退屈だった。
BL小説と聞いたが、ちょっと想像と違った
確かに話の抑揚は少なめです。 過去作は話の展開が壮大だったり、心に刺さる描写が多かったので 読み応えはありました。 BL小説ではありますが、今作は爽やかに終わります。 そのため、BLがメインと思っていると拍子抜けしますね。 簡単に作品をまとめると 少し重めな雰囲気もありますが、読みやすいストーリーです。
  • BL小説ではあるが爽やかな展開がメイン
  • 読みやすく暗い展開は少ない
  • 古市さんらしいトゲのある表現は少なめ
  • 純愛小説に近い作品
特徴はこの4つですね。 最初からBL小説だと思って読むと 少し拍子抜けする可能性があります。 退屈という意見もありましたが、前作の「奈落」が非常に濃い作品だったので そのように感じるのかもしれません。 古市さんの本が気になる人は 「平成くん、さようなら」がおすすめです。 古市さんらしさが爆発しています。 元号をテーマにした世界観が特徴的で 原点にして頂点の作品です。 別の記事で詳しく紹介しているので是非↓
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「過去はね、変えられるはずなんだよ。 もしかしたら、未来よりもずっと簡単に」
優しさに溢れるロマンチックな旅へ。
 
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