※この記事にネタバレはありません。
※2022年1月8日時点の情報です。
こんにちは!!
ジョジョを一気見しようとしているリョウです。
今回は、「空の青さを知る人よ」の感想と解説を書いていきます。
なんか聞いたことあるタイトルだなぁ。と、思った人が多いでしょう。
2019年に公開された映画なのですが、有名作品の影にいたからでしょう。
そう、、、「天気の子」です。
「君の名は」で社会現象を巻き起こした後の作品ですよ。
そりゃ、影にも隠れます。
そのため、名前は聞いたことあるけど、どんな映画なの、、、?
こんな人たちが大半です(勉強不足ですなぁ)
最初に感想を言いますが、全年齢にブッ刺さるアニメです。
見たら、「うわぁ〜その葛藤、めっちゃ分かるわ」ってなるやつです。
簡単に作品の紹介をした後に、おすすめポイントを書いていきます。
時間がない人は、最後にまとめがあるので下の目次から↓
とりあえず見たい方は、配信先を載せておきます。
ダイレクトに今作のページを指定してあります。
あの花のスタッフの3作品目
この作品は、「あの花」のスタッフが原作となっています。
あの花とは、、、?
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」というアニメです。
ガチの傑作アニメです。
当時、中学生の僕は声を出して泣いてました。
家の中は、終わってしまった喪失感と傑作アニメに出逢えた感動、困惑する親の視線で溢れていました。
ちなみに、実写版では浜辺美波さんが出ています。
この作品の主要スタッフが「超平和バスターズ」という御三方。
所謂、あの花スタッフと呼ばれてる人たちです。
それぞれ、ソロで活躍しており
新海誠作品のデザインを担当している人もいます。
登場人物とあらすじ
登場人物とあらすじを書いていきます。
あらすじもネタバレしないよう書いていきます。
主要な登場人物の紹介
・相生あおい
今作の主人公です。
高校3年生で、進路未定。
ベースを弾いており、東京へ上京することを夢見てます。
姉と二人暮らし。
・相生あかね
主人公の姉です。
市役所勤めで、しっかり者のお姉さんです。
高校3年生で両親が亡くなったため
親の代わりとしてあかねを育てています。
タイトルにもある、空の青さを知る人とはこの人。
・金室 慎之助/しんの
現在と13年前(高校生)の姿で出てきます。
現在の姿では、慎之助と呼ばれており、13年前はあだ名のしんので呼ばれています。
あおいの同級生で元恋人でもあり
プロのミュージシャンを目指して東京へ行きました。
しかし、あまり売れず、とある出来事で地元に戻り、あおいと再会します。
あかねは現在の慎之助が好きで
あおいは13年前のしんのを好きになります。
つまり、姉妹が過去と現在の同じ人に恋をする不思議な物語になっています。
あらすじを紹介
舞台は埼玉の山に囲まれた町です。
あおいとあかねは二人で暮らしていて、両親は13年前に他界しました。
あおいは、勉強もせずに、大好きなベースを弾き続ける日々。
音楽が好きなのは慎之助の影響を受けています。
そんなある日、町の音楽イベントに演歌歌手が来ることに。
バックミュージシャンとしてギターを弾いていたのは、あかねの元恋人の金室慎之助でした。
久しぶりに再会した慎之助は、昔のような明るさはなく、嫌味なギタリストになっていました。
そんな状況で、あおいの前に突然と現れたのは、13年前の慎之助だったのです…
空の青さを知る人よのおすすめポイントを紹介
ここからは、空の青さを知る人よのおすすめポイントを紹介していきます。
最初に、この作品の一番の見どころを教えます。
全年齢が楽しめるバランスや演出が入っている部分です。
今回が3作目ですが、とにかくバランスが最高。
あの花はヒロインの年齢が小学生のため、対象年齢が低いイメージです。
逆に、2作目の「心が叫びたがってるんだ」(ここさけ)は、非常に鋭いテーマの映画です。
僕は2作目のここさけが一番好きです!
登場人物に30代を入れたチョイスが最高
登場人物でも紹介したように、慎之助とあかねは30代です。
このチョイスが絶妙すぎます。
30代は、自分の道が決まり始めているが、別の場所に向かうこともできるのです。
慎之助もあかねも同じように悩んており、実際の30代も同じように感じる人が多いはず。(僕は20代なので知らん)
一方で、あおいは高3という進路に迷う時期です。
また、完璧な姉に対して劣等感があるのもリアル。(僕は一人っ子なので知らん )
皆が経験のあるシーンが多数あり、全年齢が見れるバランスに仕上がってます。
声優陣の演技が丁寧
俳優がアニメの声優をやると、クソ映画になるのはよくあるパターンです。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の声優を
担当した菅田将暉さんとかヤバかったです。(歌は好き)
花火を見る方向を気にするより、声優の技量を上に上げろ。
今回は、あかね役を吉岡里帆、慎之助としんのを吉沢亮が担当しています。
吉岡里帆さんは、優しいお姉さんのような声がピッタリです。
もちろん、声優がやったら臨場感が増すと思いますが、素朴さが高評価。
吉沢亮さんですが、普通に上手。ビックリするレベルです。
二役担当していてるのですが、年齢の違いが、声色だけで伝わってきます。
役者としては、ヤバい映画に出ていますが(ブリーチとか)、声優としてはピカイチですよ。
そして、おおい役の若山詩音さん。
今回が長編アニメーションに初出演です。
ガチガチに演技力が高いです。
普段の少し気怠そうな雰囲気の声と、感情を前に出す時の声のギャップが最高。
声優が良かったのは、今作で一番の想定外です。
主題歌としてのレベルの高さ
僕は前作の「ここさけ」が大好きなのですが、主題歌が乃木坂46でした。
正直、微妙だったんですよね。
重いテーマに、秋元康の臭い歌詞が合わさって、核爆発が起きてました。
なんか薄っぺらく感じた。
今回は、あいみょんが主題歌を担当しました。
タイトルも「空の青さを知る人よ」という強気。
これがクソ曲だったら、損害賠償レベルです。
ストーリーを綺麗になぞった優しさと切なさが溢れています。
この曲は、エンドロールではなく、終盤に本編と一緒に流れてきます。
とある人の目線から描かれてるのですが、脚本200回くらい見たレベルで丁寧。
始まるタイミングもとにかく最高。そこしか勝たん。
マジで平伏す勢いで感動しました。
主題歌って、どれだけ作品とマッチしてるかだと思うのです。
そのアーティストらしさと作品らしさのバランスが大切で、今回は絶妙なバランスでした。
配信してるVODの紹介
ここまで作品の評価を書いていきました。
口語なら、早口ヲタクになるくらい良い作品。
ここまで読んだら、是非見てほしいので、配信してる場所を紹介します!
現在、配信しているのはU-NEXTとPrime Videoです。
どちらも有料配信なので、見放題ではありません。
U-NEXTは、月額2200円とちょいお高め。
その代わり、雑誌(nonnoやRayとかも見れる)は読み放題。
新規登録するだけで600ポイント、加入後は毎月1200ポイント貰えます。
600ポイントを使って空青をタダで見れます
加入後は、毎月1200ポイント貰えるので、実質1000円程度。
勿論、そのまま解約しても問題なし。
最大で1800ポイント貰えるのは結構良き。
僕は、ポイントを映画の割引で使っています。(クソ映画を間違えて見てしまうのですが)
そのため、毎月1回はワンコインで映画を楽しむ。
ちなみに、少年ジャンプとかもポイントで購入可能。
もちろん、単行本もあります。
毎週、ジャンプ買っている人は、ポイントで購入もオススメ。
↓下のボタンから登録すると31日間無料体験できます↓

みなさんご存知のAmazonです。
月額500円の Prime会員(クッソ安い)になると配送が爆速になり、読み放題の本などが楽しめる。
メジャーな作品をたまに見る人向けです。
ポイントなどのシステムもないため、有料作品は素直に札束で殴るしかない。
個人的に、いくら月額料金が安くても、有料作品が多いとビミョー。
Prime Videoの有料作品は、レンタルで400円ほど。(作品によって違う)
つまり、1作品借りたら月額1000円くらい。
えぇ、、、これ見れないのか、、、というストレスは許せない(個人の感想です)
空の青さを知る人よのまとめ
全体的にバランスが良く、全世代が楽しめる万能映画。
話の流れもスムーズで、声優陣の演技も文句なし!
主題歌も爽やかで、後味もスッキリなので家族で見てもOK!
後半の流れは、少し雑な印象もあったが、それを超える良さがある。
最後の主題歌が流れる瞬間は、全米が沸いた。
あいみょん可愛いと思うのは、僕だけでしょうか?
それでは、、、
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